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歌词
『出発を待つ切符』
[Verse 1]
眠らない窓に
夜が降り積もる
言えなかった言葉だけ
白く浮かんでは消える
帰り道ばかり
覚えてしまった
ポケットの底でまだ
小さな夏が眠る
[Pre-Chorus]
濡れた切符を持つ人が
遠い駅の名を口にした
忘れたふりをしていた空が
胸のどこかで 音を立てた
[Chorus]
雨がほどけたら
あの日の僕に会いにゆこう
橋の下 夕陽のなか
まだ続きを待っている
遠くへ行きたかった
ただ それだけの願いが
こんなにもあたたかくて
こんなにも痛いなんて
ねえ まだそこにいるなら
僕の名前を呼んで
[Verse 2]
湯気の向こう側
夏が目を覚ます
写真からはみ出した
笑い声が聞こえる
折り目をひらけば
鉛筆の青空
小さな字の「いつか」には
終わりの日付がなかった
[Pre-Chorus]
どんな大人になれたのか
答えを探してうつむいた
手紙は何も急かさずに
灯りの下で 待っていた
[Chorus]
雨がほどけたら
あの日の僕に会いにゆこう
橋の下 夕陽のなか
まだ続きを待っている
遠くへ行きたかった
ただ それだけの願いが
こんなにもあたたかくて
こんなにも痛いなんて
ねえ まだそこにいるなら
もう少しだけ 待っていて
[Bridge — Piano, Intimate]
「疲れたら 休めばいい」
幼い文字がにじんでゆく
立派な答えがなくても
この手紙は 僕に届いた
空いた椅子に腰を下ろす
冷めかけたスープを飲み干す
窓をたたいていた雨が
いつのまにか 聞こえない
[Final Chorus — Tender Emotional Lift]
雨がほどけてく
あの日の僕に会いにゆこう
橋の下 夕陽のなか
言えなかった返事を持って
遠くへ行きたかった
今も 行ってみたいんだ
声にすれば震えるほど
大切にしまっていたんだ
ねえ 笑ってくれるかな
こんなに遅くなったけど
あの日 君が見ていた空を
僕の目で 確かめたい
[Outro]
古い切符に
朝のひかり
新しい日付を
手のひらに隠す
知らない街の
風を吸い込む
次の駅の名前を
今度は 顔を上げて聞く
